紙媒体のТЫСЯЧЕЛЕТНЯЯ ВЕСНА 2007 годаに書いていたもの。
№1 10 апреля 2007 г.
第1回なので、短めの文章です。
Каряка забил 50-й гол в национальных чемпионатах.
В матче 1-го тура чемпионата России против питерского "Зенита" выступающий ныне за "Сатурн" Андрей Каряка забил свой 50-й гол в чемпионате России.
カリャカが国内リーグ通算50ゴール
ロシアリーグ第1節、対ゼニット・サンクト=ペテルブルク戦で、今日サトゥールン選手として出場したアンドレイ・カリャカは、ロシアリーグ通算50得点となるゴールを決めた。
*1-го(первого) тура(生格)
*выступающий(能動形動詞現在形・男性主格)<выступать「出場する」
*50-й(пядьсятый)гол(対格)
*Каряка 語尾-аのウクライナ系の姓。原則不変化。対応の女性の姓は派生しない。→グリンカやブブカも同様です。
文法以外の解説
*питерского "Зенита"(生格)<питерский "Зенит" サンクト・ペテルブルクにあるスポーツクラブの名称。昨シーズンのロシアのプレミアリーグでは16チーム中4位。「ゼニット」は「頂点」。
*"Сатурн" ラメンスコエ(モスクワ州の都市)にあるスポーツクラブの名称。昨シーズンのロシアのプレミアリーグでは16チーム中11位。「サトゥールン」は「土星」(エンブレムが輪のあるお星様マークです)、または「サトゥルヌス(ローマ神話の農耕神)」。
*Андрей Каряка ウクライナ出身(その後ロシアの国籍取得)、1995年ウクライナのメタルルグ・ザポロージエで選手生活を始め、ЦСКАキエフ(ウクライナ)を経て、2000年~2005年クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラで活躍。ユーロ2004の頃ロシア代表。2005年シーズン途中にクルィリヤからポルトガルの名門クラブ、ベンフィカ・リスボンに移籍し昨秋はチャンピオンズリーグでも初得点を挙げるなどしましたが、今シーズン開幕直前にサトゥールン・モスコーフスカヤ=オーブラスチにレンタル移籍し(期限明けには完全移籍の見込み)、2年ぶりにロシアリーグに。その復帰した最初の試合(3/10)で50ゴール目を挙げた、というわけです。
Он родился первого апреля тысяча девятьсот семьдесят восьмого года.(1978年4月1日生まれ)
Он родом с Украины из Днепропетровска.(ウクライナのドニエプロペトロフスク出身)
ロシアの某サイトではこんな風に紹介されています。
Андрей Каряка: «самарский Бекхэм», бывший капитан «Крыльев» и один из лучших полузащитников сборной России.
「アンドレイ・カリャカ:「サマラの○ッカム」、クルィリヤの元キャプテンで、ロシア代表中最高のMFの一人。」 カリャカのポジションはサイドハーフ(左)です。
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