2025年6月6日金曜日

Неистов и упрям 無題(激しく、いつまでも)~沼野充義先生「吟遊詩人オクジャワの世界」


1998年度後期沼野充義先生 吟遊詩人オクジャワの世界
Урок 2
Неистов и упрям
гори, огонь, гори.
На смену декабрям
приходят январи.

Нам всё дано сполна:
и родсти и смех,
одна на всех луна,
весна одна на всех.

Прожить лета б дотла,
а там пускай ведут
за все твои дела
на самый страшный суд.

Пусть оправданья нет
и даже век спустя...
Семь бед -- один ответ,
один ответ -- пустяк.

Неистов и упрям
гори, огонь, гори.
На смену декабрям
Приходят январи.

作者自身の説明では。1946年トビリシ大学に入ったばかりの時に初めて作った曲。
無題なので、最初の行を便宜的にタイトルにする。
沼野先生も解説に書いてあるが、有名なロマンス"Гори, гори, моя звезда"(燃えよ燃えよ私の星よ)を連想せずにはいられないので、まだオリジナルな感じが薄いかも。

最初と最後の連にある「12月に代わって1月がやってくる」はどちらも複数で、まだ若くこれから年が何度もめぐってくるだろうという思いがしてならなかったのだろう。

Семь бед -- один ответ.
はことわざで、「7度の失敗に一度の応答」7回失敗してもまとめて一回責任を取ればいい、だそうで、おお、私がこれまで生きてきた中にはなかった発想だ。(褒めていない)
一回でも責任をきちんととればいいのだが。

詩の形式はヤンプ(弱・強、弱・強・・・)で、脚韻を踏む。

激しく、いつまでも
燃えよ、炎よ、燃えよ
12月に代わって
1月がやってくる

我らには何でもあるよ
喜びも笑いも
皆のための一つのお月さま
一つの春は皆のために

歳月を最後まで生き通したい
それから、連れていかれてもいいんだ
自分のしたことのために
最も恐ろしい最後の審判に

弁明できなくなって
100年経ったって
7回失敗しても一回責任取ればいいのさ
一度の責任などくだらないことさ

激しく、いつまでも
燃えよ、炎よ、燃えよ
12月に代わって
1月がやってくる

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