2010年10月30日土曜日

お帰りなさい、トルペド・モスクワ

Московское и владимирское "Торпедо" в первом дивизионе!
トルペド・モスクワとトルペド・ウラジーミルが1部昇格
2010-10-30 16:15:48

Московское "Торпедо", обыграв на своем поле ФК "Губкин" со счетом 1:0, завоевало путевку в первый дивизион.
Также в первом дивизионе будет играть владимирское "Торпедо", победившее в гостях смоленский "Днепр" (2:1).

*обыграв(副動詞過去)<обыграть/обыгрывать「勝負で負かす、勝って金を巻き上げる」
*победившее(被動形動詞過去中性主格)<победивший<победить/побеждать「勝つ、成功を収める」

短い文章ですが、<同じ表現の繰返しを避ける>というロシア語の文章の特徴が出ている記事だと思いました。
クラブ名も同じ「トルペド」なので、同じ単語や構文を使うとよりくどくなりますからね。
★「試合に勝つ」
*обыграть
*победить
★「一部に昇格する」
*завоевало путевку в первый дивизион
 構文:動詞過去形+名詞対格+前置詞в+対格(方向)
 直訳:一部リーグへの切符を勝ち取った
*в первом дивизионе будет играть
 構文:動詞未来形+前置詞в+前置格(場所)
 直訳:一部リーグでプレイするだろう 

☆путёвка「クーポン券」
 この単語はпутёвка в жизнь「人生の指針、前途を開く鍵(映画「人生案内」の原題)」を想起しますね。

「トルペド・モスクワはホームでFKグブキンに1-0で勝利し、一部リーグ行きの切符を獲得。同様に、一部リーグでプレイすることになったのは、トルペド・ウラジーミルで、ドニエプル・スモレンスクにアウェイで2-1で勝った。」

グブキンは前節まで首位だったクラブで、トルペド・モスクワは最終節の直接対決で勝っての逆転優勝。
かつてスパルターク・モスクワなどとともにソヴィエトリーグを牽引していた古豪。
それが分裂、弱体化の末、プレミアから陥落、のみならずまさかの一部リーグからも滑り落ち、一時は3部リーグまで落ち、どん底を味わったクラブ、トルペド・モスクワ。
でも、ここまで這い上がって来ました!
来期は長いシーズンになりますが、フペリョート、トルペド!
1シーズンでは無理かもしれないけれど、プレミア復帰を待っていますよ。

一方のウラジーミルのトルペド。
ウラジーミル、ここにもトルペドという名のクラブがあったのですね。
日本で言えば、奈良か鎌倉のような古都(でも今は割と田舎)の、美しい町です。
これはこの夏行ってきたときに撮った一枚。


Московское "Торпедо" вышло в Первый дивизионトルペド・モスクワが一部リーグ昇格

Московское "Торпедо" вышло в Первый дивизион чемпионата России, победив на своём поле в "Губкин" со счётом 1:0.
*победив(副動詞)<победи

В активе "Торпедо" 57 очков, что на одно больше, чем у занимающего 2-е место "Губкина".
*на одно(比較の程度)
*занимающего(能動形動詞現在中性生格)<занимающе
е<занимающий<занимать「場所を占める」
*2-е(второе) место
トルペド・モスクワは、ホームにおいてグブキンに1:0で勝利して、ロシア選手権一部リーグ昇格を果たした。トルペドは勝ち点57とし、2位となったグブキンを勝ち点で1上回った。

30 октября 2010 ., суббота. 16:25

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