2011年1月10日月曜日

回顧編2 シェヴァ、バレンシア戦でゴール(2007年4月17日)

うわー、これもすっごく懐かしい。
シェヴァはカップ戦では強かった。チェルシーでも。

№2  17 апреля 2007 г.
今回は、ヨーロッパチャンピオンズリーグ準々決勝チェルシー(イングランド)がバレンシア(スペイン)に2-1で勝ち、準決勝進出を決めた試合のレポート“Все решил Эссьен”エシアンが決勝ゴール)をuefa.comからエシアン、ドログバ、シェフチェンコはいずれもチェルシーの選手。

Через семь минут после перерыва состоялся ответный гол - Эссьен навесом нашел Дрогба, тому не дали развернуться защитники, но мяч нашел дорогу к Шевченко, который в близкого расстояния не промахнулся.

後半開始後7分、同点ゴールが生まれた。エシアンがドログバにクロスをあげたが、相手ディフェンダーらに阻止された。しかしボールはシェフチェンコの方に渡り、シェフチェンコは至近距離から確実にゴールを決めた。

*Через семь минут(対格)после перерыва(生格)「~(生格)の**(対格)後」
*Дрогба与格) 語尾の外国人の姓。対応の女性の姓は派生しない。ドログバはコートジボアール出身ですが、前号のウクライナ系のカリャカ、グリンカや、チェコ系のクンデラ、カフカ、トルンカなど語尾の姓は意外と多いですね。日本人の姓でもありますし(田中とか)。
*тому(指示代名詞тот与格) Дрогбаを受けている(エシアンはドログバに送ったのだが、そのドログバには通らなかった)
*Шевченко与格)-енко語尾のウクライナ系の姓。不変化。対応の女性の姓は派生しない。→カリニチェンコ(スパルターク・モスクワ所属)なども同様。
*который(関係代名詞男性主格) 先行詞はШевченко、関係代名詞は性・数を先行詞に一致させ、格は従属文中の役割で決定される。
*в близкого расстояния この前置詞вは、с(~から)の間違いではないかと思います。близкого расстоянияは生格ですし。

文法以外の解説
*Эссьен ミシェル(ミカエル)・エシアン(英語などにあるeaの中間の母音はロシア語ではеと認識されることが多い。)1982年生まれ、ガーナ出身、同国代表。ディフェンダー。バスティア→リヨン→チェルシー。
*Дрогба ディディエ・イヴ・ドログバ・テビリー 1978年生まれ、コートジボアール出身、同国代表。ル・マン→EAギャンガン→マルセイユ(以上フランス)→チェルシー(イングランド)
*Андрей Шевченко アンドリー・シェフチェンコ(ロシア語表記では前号紹介のアンドレイ・カリャカと同じくАндрейですが、ウクライナ風に「アンドリー」という日本語表記が現在では一般的。よりウクライナ語の発音に近づければ「アンドリー・シェウチェンコ」)。「ウクライナの矢」を現ウクライナ代表監督オレーク・ブロヒンから譲り受け、俊足を生かしてゴールを量産する、世界に通用するスピードスター(2004年欧州最優秀選手(バロンドール)受賞等)。と言ってもチェルシーではまだその能力を存分に発揮してはいません。「シェヴァ(Шева)」という愛称は姓の短縮形であるとともに、背番号7の意味もかけている(ヘブライ語?)。ディナモ・キエフ(ウクライナ)→ACミラン(イタリア)→チェルシー(イングランド)
Он родился двадцать девятого сентября тысяча девятьсот семьдесят шестого года.(1976929日生まれ)
Он родом с Украины из Киевы.(ウクライナのキエフ出身)

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