エセーニンの詩の朗読3つめ「湖面を深紅の曙光が染め」だが、動画を検索すると、詩の朗読ではなくて、朗々と歌っているものばかり(ロマ歌謡風?)。
そんな中で、こちらは、しみじみ歌っている。
Выткался на озере алый свет зари.
На бору со звонами плачут глухари.
Плачет где-то иволга, схоронясь в дупло.
Только мне не плачется — на душе светло.
Знаю, выйдешь к вечеру за кольцо дорог,
Сядем в копны свежие под соседний стог.
Зацелую допьяна, изомну, как цвет,
Хмельному от радости пересуду нет.
Ты сама под ласками сбросишь шёлк фаты,
Унесу я пьяную до утра в кусты.
И пускай со звонами плачут глухари,
Есть тоска весёлая в алостях зари.
いつもどおりGoogle先生訳で。
夜明けの真紅の光が湖面を染めている。
松林では、ライチョウが鈴を鳴らして泣いている。
どこかで、コウライウグイスが窪みに隠れて鳴いている。
でも私は泣かない。私の心は軽い。
私は知っている、夕暮れには、君は環状道路の向こうへ行き、
近くの干し草の山の下で、私たちは真新しい干し草の山に座るだろう。
君が酔うまでキスをして、花のようにくしゃくしゃにする。
酔った者を喜びで責める者はいない。
君自身も、私の愛撫の下で、ベールの絹を脱ぎ捨て、
酔った君を朝まで茂みの中へ連れて行くだろう。
そして、ライチョウが鈴を鳴らして泣くように。
真紅の夜明けには、喜びに満ちた憂鬱がある。
「赤い曙光」(Красная заря)と言えば、ショスタコーヴィチが熱烈にディナモ・レニングラードを応援していた頃、同じ地区にあった発電所が母体のスポーツクラブですね。
エセーニン自身はどこのファンだったか不明だが、息子はロシアサッカー界に大いに貢献したお方。もしかしたら、ザリャーを応援していたのなだろうか???
0 件のコメント:
コメントを投稿